降車時刻と空車時間の管理機能について

乗車前の空車時間を管理する機能を用意しました。

空車時間の定義

空車時間は以下のように定義されます。

空車時間 = 前回の降車時刻(※)  - 今回の乗車時刻

厳密な空車時刻を管理したい場合には、後述のオプションを有効化して降車時刻を毎回入力するようにしてください。

前回の降車時刻(※)は以下のように定義されます。

前回の乗車履歴がない場合は、出庫時刻に相当します。
前回の乗車履歴があり、前回の降車時刻が未登録ならば、前回の乗車時刻+(前回の売上/100)分後とします。
前回の乗車履歴があり、前回の降車時刻が登録済ならば、前回の降車時刻とします。

降車時刻を登録する

規定値では降車時刻の入力欄はありません。降車時刻を登録するには、利用者情報から「降車時刻入力」オプションを有効にしてください。

上記のオプションを有効にすると、乗降記録の入力画面において降車時刻の入力欄が表示されるようになります。

降車時刻はオプションを有効にすると必須入力となります。また、降車時刻は乗車時刻以降でなければなりません。

空車時刻の表示方法

各乗降記録に関する空車時間は、日別集計の一覧画面に表示されます。「乗降記録の一覧に備考を表示する」を有効にすると、降車時刻と空車時間(実測値)が表示されます。

降車時刻は、実際に「降車時刻」が登録された場合にのみ表示されます。
空車時間は、「降車時刻」が登録済の場合には(実測値)と表記され、未登録の場合には(換算値)と表記されます。